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お知らせ

自分の健康改善プロジェクト- 興味がある方、募集してます!

更新日:

今回は、私のプロジェクトの1つについて語りたいと思います。

(いくつか頭の中にはプロジェクトがあるんですが

あれやったり、これやったりしていて、なかなか進まない...)

このプロジェクトは、

どれだけ、興味を持ってくださる方がいらっしゃるかによって、

これから具体的な計画を立てる予定なので

現在のところは、詳細は決まっていません。笑



私のプロジェクト- 自分の健康について小さなゴールを決め、努力を続ける

私がしたいのは

自分の健康に興味がある人を増やし

自分の健康のためにポジティブな違いを作りたい人達をサポートする

というものです。

 

できればフェイスブックか、メールで繋がれるコミュニティを作って

お互いが報告しあったり、実際に集まったりできるようにしたいな

と思っています。

 

参加して欲しい方

世の中の人全てなのですが(笑)

それは無理なので

自分の健康をより良くしていく事に興味がある方

としておきます。

 

既に健康に気を使い、トライアスロンにも参加しているような方から

忙しくて、運動にも食餌にも、現在は気を使っていないという人

 

気持ちが沈んで、なかなかやる気が出ない方

関節炎で膝や腰が痛い人

 

現時点がどんな状況でも構いません。

 

他の人と較べるのでなく

ご自分の健康が今より良くなる事が一番のフォーカスです。

 

できれば、他の人が健康になるのを応援することにも興味があると最高です。

(ただ自分の健康が改善するのが1番の目的なので

自分は何もせずに、他の人ばかり応援するというのは無しです。)

目標は小さな事で構いません。




私の現時点での目標

私は、左脚の股関節あたりの痛みが数年あります。

専門医にもかかり、検査を色々した結果、関節に異常があるとのこと。

(どうも生まれながらの異常があり、

痛いのを押して運動していたために悪くなったよう)

専門医に「まあいつかは股関節置換の手術が必要でしょうね」

何て言われ、(えーっ、この歳で!!!)何て思っていました。

 

たまたま、同僚の奥さんがフィジオ(理学療法士)にかかってよくなったということで勧められて、私もフィジオにかかってみました。

フィジオ曰く

「関節炎もあるけれど、ほとんどは筋肉からの痛み。

左脚を右脚と同じ強さになるまで鍛えなさい」

 

トレーニングの仕方も教わったんだけれど

時々やるだけで、ちゃんと毎日はやらなかったんです。

 

だって、面倒くさいですもんね。

毎日、あれこれ忙しいし。

 

その結果.......

 

やっぱり、良くなりませんでした。

夜中に痛くて目が覚める。

 

そこで、1ヶ月前から心を入れ替えて、左脚の運動を始めました

毎日2−3週週間運動していたら......

 

痛みがかなり良くなったんです。:)

 

それで、現時点での私の目標は、

  1. 左脚を右脚よりも強くする
  2. しゃがんだ姿勢から立ち上がれるようにする(左の股関節が痛くて、手をついて立ち上がっているんです。おばあさんみたいです。笑)

この2つです。

そのためにやっている事は

 

  1. 気がついたら、左脚だけでスクワットをしたり、ベッドの中でフィジオに教わった左脚を鍛える運動をする
  2. 家でコンピューターを使うときは、できるだけ座らないで、立ったままでする

 

最終的には、

毎日30分はジョギングする』とか

『近くの山に1週間に一回は登る』といった

私にとっては壮大なゴールを目指したいですが

今やっても挫折することは目に見えているので

小さなゴールからやっていきたいと思います。

みなさんのゴールは

 

  • 3キロ痩せる、とか
  • 毎日30分は散歩に出かける、とか
  • 血圧を140まで下げる、とか
  • タバコを1日2本までにする、とか

目標はどんなものでも

健康を改善する事につながっているなら構いません。

 

ただ、私の目標で話したように

あまり大きな目標は、達成するまでに挫折する可能性が高いので

やめた方が良いかもしれません。

大きな目標であれば

その目標までのステップを幾つかに分けて

その一つ一つを、小さな目標にしていきましょう。



ほとんどの人は、健康のために何をするべきか知っている。でも...

ほとんどの人は何をしたら健康に良いか、知っていると思います。

  • 食事に気をくばる
  • 食べ過ぎない
  • 運動をする
  • 塩分を控える
  • リラックスする時間を作る
  • タバコをやめる
  • お酒を控える

などです。

でも、頭でわかっていても、やらない人が大半です。

うちのティーンエイジャーの娘も、私が色々言うたびに

「わかってるよー!」

と言いますが、

わかっていても、やらなければしょうがないですよね。

でも、色々な理由があり、

自分一人では、そんなに簡単に

思ったことを実行に移せないのは私にもよくわかります。

 

そこで、同じような考えを持った人たちが、お互いをサポートしつつ

自分の目標に向かって努力できるようなコミュニティがあったら良いなあ

と思ったわけです。

 

脳梗塞になる前に、うつ病になる前に、心筋梗塞になる前に、糖尿病になる前に

全ての病気が、生活習慣が悪いために起こるのではありません。

すごく健康に気を使っている人でも、病気になります。

 

でも、自分で積極的に何かをすることで、

病気が起こるリスクを少なくすることもできます。

薬を飲んだら大丈夫なの?

例えば、医者勧められた薬を既に飲んでいて

これでもう大丈夫、と思っている方。

 

ここで、あなたに考えていただきたいのです。

どれだけ、あなたが薬を飲んでいることが

あなたの健康改善に役立っていると思いますか?

 

心血管疾患のリスクが高いからといっても

コレステロールや血圧の薬を飲んで

実際に利益を受ける人の絶対数は、実は少ないのです。

 

では、こちらのウェブサイトを使って

シミュレーションしてみましょう。

 

このサイトでは、いろいろな国で使っている

心血管疾患のリスク計算ができます。

 

ニュージーランドで使っているのは一番右上のものです。

 

心血管疾患になるリスクは

いろいろな要素を合わせて統計学的に計算されるのですが、

例えば、あなたが下のような人だとします。

 

60歳の日本人男性。

タバコは吸わない。

血圧はちょっと高めで160/80

医者には運動して、塩分を控えるように言われたけれど

忙しいから何もしていない。

「血圧が下がらなければ、薬を飲みますか」と言われたけれど

その後医者にも行っていない。

コレステロールも高めで、総コレステロールは7。

善玉コレステロール(HDL)は低くて0.6。

 

他には病気はなく、心血管疾患の家族歴も無しとします。

 

そして、あなたが住んでいるところは

収入が平均以上あるような家庭が多い地域だとします。

 

そんなあなたが、これから5年間に心血管疾患を起こすリスクは...

 


9.3%です。

では、薬を飲んで、血圧を130(上の値=収縮期血圧)に下げたとします。

計算上のリスクは

8.4%に下がりました。

9.3%が8.4%なので、

100人の人が血圧の薬を飲んで、0.9人の人が心血管疾患を発症しないで済むということ。

 

では、運動とか塩分に気を使うとか、体重を減らすとか

薬に頼らずに血圧を130まで下げたらどうでしょう。

6.4%です。

9.3%が6.4%なので、生活習慣の改善だけで血圧を下げられれば

100人に3人の人が、心血管疾患を発症せずに済むということ。

 

このように

統計学的に言って

薬を飲んでも利益を受けない人の方が

利益を受ける人よりも圧倒的に多いのです。

 

そんなのだったら、薬を飲まずに自分の生活習慣を変えて

病気のリスクを下げてみたいと思いませんか。

 

あなたの努力次第で、今の薬をやめる事ができるかもしれません。

 

医者に出された薬は、一生飲み続けないといけないものばかりではありません。

 

例えば、血圧の薬や高脂血症の薬は、

血圧やコレステロールの値が生活習慣の改善で下げられれば

飲み続ける必要がなくなります。



医療経済のことも忘れないで

もう一つ、社会的責任がある大人として考えて欲しいのが

医療経済のこと。

薬を処方されれば

その分あなたの医療費も、国の医療費も上がります。

 

心筋梗塞になれば

その分あなたの医療費も、国の医療費も上がります。

 

このままいけば、ニュージーランドでも日本でも

確実に国全体の医療費は上がっていきます。

 

システムが破綻する前に

自分でできることからやっていきたいと思いませんか?

 

このプロジェクトを思い立った理由

私のプロフィールを読んでいただいた方はご存知だと思いますが

日本では私は外科医として働いていました。

 

それも腫瘍外科(がんの手術をする外科)と言う

専門化された分野のトレーニングを受けました。

 

ニュージーランド人との結婚を機に

ニュージーランドに移住。

 

こちらでまた研修医から始めて

結局は、ニュージーランドでGeneral PracticeのFellow (=専門医)となりました。

 

患者さんを全人的に診られるGeneral Practiceの仕事は、やりがいがあります。

 

ただ、毎日ガイドラインに従って、

患者さんの血圧が高いから、話をして薬を始めたり

コレステロールが下がらないから、薬の量をだんだん上げていったり

そんな事をしていると

 

(他に私がやれる事はないかなあ)と思い始めました。

 

「GPは、がんを切除して命を救うことはしないけれど

どんな方法で、人々の命を救う事ができるだろうか」と考えたのです。

 

薬を処方して血圧やコレステロールを下げる事は

脳梗塞や心筋梗塞のリスクを下げる事になるので

間接的には、人の命を救う事になっているでしょう。

 

でも、どんなに薬を出して血圧やコレステロールの数字を良くしたところで

薬で救われる人は100人中の1人か2人です。

 

残りの人は、薬を飲んでも飲まなくても

統計学的には同じなのです。

 

ちょっと虚しくなります。

 

「こんな事なら、最初から患者さんが薬を飲まなくても済むようにできないか」

「薬を飲んでいる人も、生活習慣を変えられたら薬を減らせる人がたくさんいるはずだ」

 

こんな事をサポートできたら、GP冥利につきます。

(このCartoonはオリジナルが誰のものであるかは見つけられませんでした。コピーライトを冒す意図はありません。又Lifestyle changeで治せない疾患は多くありますので、誤解のないように。ここで言っているSurgeryは、例えばbariatric surgery (肥満を解消するために胃を小さくする手術など)や予防が可能であった糖尿病や高血圧などが関与した心血管の手術や脚の切断手術。又体重増加によって早く進行した関節炎のための手術などをさすと私は理解しています。)

実際、私の患者さんで糖尿病の診断を受けた人で

生活習慣を見直し、血糖値は正常の域まで下がった人もいます。

 

運動をして、体重を減らし、血圧の薬がいらなくなった人もたくさんいます。

 

このプロジェクトでは

何か、特別のエクササイズやダイエットを売るとかいう計画はありません

 

ただ、何をしていいかわからない人には、

医師としてアドバイスをしていきたいと思います。

このプロジェクトに参加できる条件

すべての人に、このプロジェクトに参加して欲しいのではありますが(笑)

基本的には、

かかりつけのGP(または日本であれば開業医)がいて、

必要に応じて、その医師を受診し、薬や血液検査の事を相談できる状況にある方

が望ましいです。

 

もしも興味がある方が一人でもいらっしゃるなら

プロジェクトを具体的に計画していきたいなあと思っています。

 

ご興味、または質問のある方は

私のブログからご連絡いただけると、大変嬉しいです。

 

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