この本も、以前に妹からタイトルを聞いて興味を持っていました。
たまたま一時帰国時に古本屋でタイトルを見つけて即買いしました。
自分の子供が6歳の時に、実は他人の子供であることを知る二組の親達。
特に『父親』の一人は、ワーカホリックでエゴが強くて、優秀で、子供への期待が強い、まるで私の父親のような人間。
その『父親』を支え、自己主張も抑えて生きてきた『母』と『息子』。
もう一組の両親は、かなり異なる社会的ステータス、経済状況、考え方を持つ人たち。上品ではないけれど、子供を一人の人間として受け入れて、愛するという事ができる人たち。
強いエゴを持つ『父親』とその家族が、どのように変わっていくかが興味深いです。
実際にこのエゴイストの『父親』のような人は、この本を読んでも気づきがないか、抵抗が強いかもしれませんが、プレゼントして反応を見る、というのはどうでしょう。
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