ロックダウン中に、私の住む地域の日本人の方と毎週末zoomでチャットをするという企画がありました。
その時に、『私はこのAdam Kayの本を読んで面白かったんだけれど、読んだことありますか?』と訊かれ、初めてこの人のことを知りました。
早速、図書館でオーディオブックを探して借りました。
これは、特に忙しい研修医生活を送ったお医者さんには、「それ、あるある!」って感じで頷ける内容で、時々笑わせてくれます。
Adam Kayと言う人は、イギリスで産婦人科医のトレーニングをして、ある時点で医師からコメディの執筆にキャリアを変えたようです。
医学生や医師として勉強・仕事をしている間にも、ミュージカルコメディのグループを立ち上げたりとか、医療以外の活動をしていた、色々と才能のある人ですね。
内容は、医師の皆さんには本当に身近な症例とか、シチュエーションとかばかりなので、楽しめると思います。
それだけでなく、医師がどれだけベストを尽くしても人を助けられなかった場合、
一人の人間として医者が傷つき、落ち込み、防御的な診療スタイルに変わるとか。
世の中の医師への理不尽な期待に憤りを感じるとか、(どこの国でも同じだなあ)と共感を感じます。
『コロナ疲れ』だけれど、英語の勉強を続けたいあなた。
是非、一読を。
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